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「正一位関野神社/正一位加久弥神社 御祭礼行烈」


「正一位関野神社/正一位加弥神社 御祭礼行烈」
宝暦13年(1763)
高岡市立中央図書館蔵



 関野・加久弥(かくみ)神社(加久弥神社は高岡関野神社の境内にある神明宮)の祭礼行列を記録したもの。曳山7基・大神楽山(坂下町)・祭旗(鴨島町)・獅子頭・神馬3頭に続いて、それぞれの指物と鴨島町2人・梶原渕町・横町・利屋町(とぎやまち)・白銀町/片原横町(共有)の幌懸(母衣)武者が続いたことが記されている。しかし、文字史料なのでその実像は不明である。また以前は曳山が行列の一番先頭であったこともわかる(『高岡御車山と日本の曳山』(高岡市教委、昭和58年)47ページによると明治期まで曳山が神輿の先を行っていたようである)。
 幌懸武者に続いて、大鉾2本、玉旗2流、四神旗4流、大麻、御榊、御弓布衣2人、御鉾2本、御神弓、御剣、神輿、御供12人、散銭箱、御弓布衣2人、御鉾2本、御剣、神輿、御供14名、御弓布衣2人、御鉾2本、御剣、神輿、御供14人、先供2人、長刀、関三河守、関造酒佐、鋏箱・鎗持、惣供、鋏箱(警固や台持ちなどは省略)と続いている。





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原本作成日:2003年3月20日;更新日:2015年3月28日