企画展「大正・昭和時代と子供たち」
<会期>平成17年7月15日(金)〜9月4日(日)
<主催>高岡市立博物館
<後援>高岡市教育委員会
<休館日>毎週月曜日(但し7月18日は開館し、翌日休館します)
<開館時間>午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
<入館無料>
チラシ表 チラシ裏
大正期から昭和初期の時代、子供たちは、下駄をはいてじゃり道の先にある木造校舎へと通い、豊かな自然と触れ合って育ちました。また、家庭においては、弟や妹など幼子の子守や家事も子供たちの重要な役割でした。農作業や港の仕事など外での労働に忙しい母親達のために、大正末から昭和初期に託児所(現在の保育園)ができ始め、早朝から夜遅くまで集団生活を体験した乳児や幼い子供たちもいました。
太平洋戦争が激しくなると共に、生活物資の不足からくる耐乏生活が続きました。学徒勤労動員により子供たちも軍事工場に配置され、都会の子供は親と離れて地方での疎開生活を体験。そして戦後の混乱期を経て、昭和30年代以降の豊かな衣・食・住に恵まれ、テレビの子供への影響も色濃い時代の子供の暮らしがありました。
本展では、大正期から高度経済成長期までの60年余を振り返り、その時々の世情を映す子供たちの生活に着目してたどります。
保育園・幼稚園・小中学校など集団における場と家庭での子供たちの生活を紹介し、当時の小学校の机や椅子、教科書・ノートなどの学用品、図画・習字など生徒作品などのほか、玩具・遊戯具・雑誌などを関連写真とともに展示します。
【展示説明会のごあんない】
7月30日(土)、8月13日(土)
いずれも午後2時〜3時。聴講無料。
当館学芸員が展示内容を分かりやすくご説明いたします。
企画展示室受付前にお集まりください。
このホームページ内の内容、画像の二次利用、直接のリンクは固くお断りします。
原本作成日:2005年3月23日;更新日:2015年3月28日
|