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御宿天野屋伝兵衛家見取図  オヤドアマノヤデンベエケミトリズ


御宿天野屋伝兵衛家見取図
縦119.0cm × 横81.0cm
文政10年(1827)閏6月
紙本淡彩


 江戸時代を通して高岡の有力な町人であった天野屋(服部家)の見取図。土間・白洲・奥・貸他家・他白洲・他人家がそれぞれ色分けされている。
 天野屋はそれまでの加賀藩営であった「御旅屋(おたや)」に代わり、正徳元年(1711)4代伝兵衛の時に「御本陣」(藩主の旅館)に指定され、13代嘉十郎まで代々世襲した。初代甚吉はもと尾張津島の人で、天正年間(1573-92)に前田利長に従って越中守山、富山と移り御用商人となった。高岡開町時に御馬出町に広大な宅地を賜り、以後「由緒町人」として高岡の経済発展を支えた。





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原本作成日:2002年7月1日;更新日:2015年3月28日