瑞龍寺仏殿鉛瓦 ズイリュウジ ブツデン ナマリガワラ![]() 直径14.5cm × 高さ1.8cm × 厚さ0.3cm 江戸中期 国宝・瑞龍寺仏殿の鉛製の軒丸瓦。鉛板を木型にあて槌で叩き、前田家の家紋「梅鉢」を打ち出して成形している。これを瓦に被せて使用された。 同寺は加賀藩三代藩主・前田利常が先代藩主で、異母兄の前田利長の菩提を弔うために建立した曹洞宗の寺院。仏殿は万治2年(1659)に竣工したが、屋根は当初から鉛葺きではなく、はじめ柿(こけら)葺き、次いで瓦で葺かれ、延享元年(1744)から寛政8年(1796)までの間に鉛葺きにされたと考えられている。 このホームページ内の内容、画像の二次利用、直接のリンクは固くお断りします。 原本作成日:2002年7月1日;更新日:2015年3月28日 |