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特別展「高岡の町医者たち」


<会期>平成19年9月20日(木)〜12月9日(日)
<主催>高岡市立博物館

<休館日>毎週月曜日(但し9月24日、10月8日は開館し、翌日休館します)
<開館時間>午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

<入館無料>

チラシ


 高岡にはかつて多くの優れた町医者たちがいました。町医者とは幕府や藩に仕える御典医に対して、市中での開業医のことです。
 「高岡医者」といわれ名声の高かった佐渡・長崎・松田・金子・津島・高峰家などの町医者たちは、日夜研究に励み、優れた医療水準を誇っていました。
 その名声を確固たるものにした一つの出来事があります。安永8年(1779)、11代加賀藩主・前田治脩の嫡子教千代が眼病を患った際、藩はお抱え医師をはじめ、京都や地元の名医を招き、診断をさせましたが意見は一致しません。そこで藩は高岡の松田三知と金子恕謙を召し出して対診をさせます。彼らはお歴々の前でも臆せず、堂々と適切な診断を下したので、その意見が採用されました。八日間の投薬治療で病は快方に向かったので、褒美を賜り、大いに「高岡医者」の面目を施しました。
 また、町医者らは「神農講(しんのうこう)」という会に集い、医学研究に励むととともに、漢詩などの文芸にも親しみ、高岡の文化を先導していました。
 本展ではこれらの医家(主に佐渡家と長崎家を中心)に伝来してきた資料を展示し、かつて高岡が誇った町医者たちの活躍を紹介します。





【特別講演会のごあんない】
 演題「高岡の町医者たち」
 日時 平成19年10月13日(土) 午後2時〜4時
 講師 正橋 剛二
(まさはし こうじ) 氏((社)日本医史学会評議員)
 会場 高岡市立博物館3階講堂
 聴講無料 申込不要(先着80名様)



【展示説明会のごあんない】
 10月6日(土)、11月17日(土)
 いずれも午後2時〜3時。聴講無料。
 企画展示室受付前にお集まりください。








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原本作成日:2007年9月8日;更新日:2015年3月28日