企画展「高岡の老舗」
<会期>平成16年4月24日(土)〜6月13日(日)
<主催>高岡市立博物館
<休館日>毎週月曜日(但し5月3日は開館し、5月6日(木)休館) <開館時間>午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
<入館無料>
チラシ表 チラシ裏
高岡の町は、江戸時代の初めの慶長14年(1609)、加賀二代藩主前田利長によって越中射水郡関野の台地に開かれました。その際、利長は鋳物師や指物師をはじめとした職人や商人を高岡に招き、特権を与え、生活必需品の生産に着手するなど、町政に力を尽くしました。
しかし、利長逝去の翌年、徳川幕府による「一国一城令」が下され、町人や武士達は一旦離散しました。しかし、三代藩主利常は、城下の民の流出を防ぐため、産業奨励のための種々の保護と特権を与え、高岡を「城下町から商業の町へ」と転換を図りました。この政策と商業活動が今日の高岡発展の礎となり、江戸時代を通して、藩内の美術工芸・経済流通の主要都市として成長していきました。
明治中期の二度の大火により高岡は大損害を受けましたが、中心部は燃えない土蔵造りの町として復興し、商都高岡へと再生しました。それから現在まで、戦前・戦後の激動の時代を経て躍進してきました。
本展では、古くは江戸初期以来400年、あるいは明治後期に創業し、以来100年前後の長きを経た老舗といわれる高岡の商家に伝わる営業資料を展示します。法被・看板・大福帳・引札など古き時代の店先の情景を想像させる懐かしい資料をご鑑賞ください。
○特別講演会のごあんない
・演題 「老舗」とは!!−人生修行の連続である−
・講師 塩崎利平氏(塩崎商衡株式会社)
・日時 5月15日(土) 午後2時から
・場所 当館3階講堂
聴講無料 申込不要(但し、当日先着80名まで)
○展示説明会のごあんない
・講師 野口充子(当館学芸員)
・日時 5月8日(土)、22日(土) 午後2時から3時
・場所 受付にお集まりください。
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原本作成日:2004年4月2日;更新日:2015年3月28日
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